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~理念~

 NPO法人江戸川スポーツ医学研究会のホームページをご覧いただきありがとうございます。

  

 当法人は、江戸川区・葛飾区・市川市などの江戸川周辺地域でスポーツ医学を通した地域・社会貢献活動を行なうことを目的に設立されました。

  

 現在日本人の体力や運動能力の低下が問題視されていますが、その原因に幼少期の運動頻度の低下やスポーツ離れなどにあるとされています。特に都心部では、専門的なスポーツ施設は整備されてきていますが、こども達が気軽に遊べる場所が少なくなっています。こども達は外遊びや運動によって色々な動きを獲得するとともに、自分にとって危ない動作などを覚えます。運動に慣れていないこども達は、些細な転倒などが大きなけがや事故に繋がる可能性があります。また成人でも運動習慣のない人達が増えています。成人の運動不足は成人病の発症や体力の低下に繋がります。

 スポーツは体力や運動能力を向上させるだけでなく、その活動により社会で必要な協調性や礼儀作法などを学ぶことができます。また共に競技をした仲間や時間はかけがえのない財産になると考えています。

 

 スポーツにはけががつきものです。けがは選手だけの問題ではなく指導者や環境など様々な原因で発生するため完全に防ぐことは難しいものです。少子化とスポーツ離れによってチームの人数を揃えることが難しく、けががあっても練習や試合に参加しなければならないといった問題もあります。スポーツを長く続けるためには、けがを予防し、けがをしたときには適切な治療を受けることが必要です。

  

 当法人の主な目的は、検診活動を通してスポーツ選手やその保護者、指導者などにスポーツ医学の情報を提供し、けがの予防や運動能力の向上を図ることです。また勉強会や報告会などを開催し、この地域の選手に関わるトレーナーや医療関係者たちが知識を向上させ情報交換ができるような環境を整備できればとも考えております。

 

 

現在までの活動

・平成26年度から江戸川区において小学生を対象に野球ひじ検診を行なわせていただいております。野球ひじ検診とは、成長期の野球選手に発生し、気がつかない間に悪化してしまう離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)を早期発見するために行なうものです。近年医療関係者や指導者にも検診の大切さが理解され始め、活動は全国的に広がりつつありますが、都内では大規模な検診は江戸川区以外で行なわれていないことが現状です。

 

 年に一回南葛SCのジュニアユースのメディカルチェックを行なっております。同時に保護者に対する栄養指導や熱中症予防ついての講義や、指導者へのドーピングに関する勉強会を開催しています。

NPO法人 江戸川スポーツ医学研究会

理事長 岩本 航

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