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~検診事業~


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『年に一度は肘の健康チェックを』
~検診事業~
スポーツ選手の障害を早期発見・予防するために検診事業を行います。その代表として、成長期野球選手の肘の「離断性骨軟骨炎」があります。この障害は、痛みなどの症状が出現しないまま進行し、痛みとなって発見されたときには、外科的手術が必要な場合もあります。
また、「離断性骨軟骨炎」は、レントゲン画像でははっきりとしないため、見逃される可能性が高いという特徴があります。
こうした障害を早期発見することで手術をしなくても治せる可能性があります。痛みが出ていない発症早期に障害を見つけることが重要であるため、『野球ひじ検診』を行います。
『野球ひじ検診』では、超音波診断装置(エコー)を用いて行われます。
万が一、離断性骨軟骨炎が発見された場合、医療機関での受診からリハビリテーションまでをサポートします。


左:レントゲン画像 右:CT画像
右のCT画像で映し出される異常所見が、左のレントゲン画像でははっきりとわからない
野球肘の中で内側型に比べて頻度は少ないが、治療に長期を要し進行すると野球を断念せざるをえない。初期では6か月~1年の投球禁止により治癒することが多いが、1週間程度の投球禁止で疼痛・腫脹が軽減するため、自己判断または監督・コーチの指示により投球を再開し悪化することが多い。予防が第一であり、投球制限を遵守する必要がある。治療には監督・コーチ・家族の十分な理解が必須である。(標準整形外科学第11版より)
-離断性骨軟骨炎とは?-

検診時の様子:超音波エコーを用いて、野球肘の検診をしています

エコー画像
左:離断性骨軟骨炎 右:正常
左側の画像では、赤枠で示した部分で、不整像が確認されます
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